本当はシンプル?
こんにちは!
昨日の記事の延長線上の話題になります。
自分のライフスタイルに沿った現実を事実と思ってしまう=それが正解なのだと思っている。
ということは、それが変われば見える現実も変わっていく。
本当にそうなのか?
と問われたら、私は間違いなくそうです、と答えます。
アドラー心理学は、個人心理学という名称があります。
個人というのは、人間の中に相反する感情はなく、全てが相互に補い合い、目的を達成するように行動するということです。
これは、車のアクセルとブレーキの作用に例えるとわかりやすいです。
アクセルは車を走らせる作用、ブレーキは止める作用ですが、これらが相互に補い合い、車を安全に動かすという目的を達成しています。
私たちの中の感情も、同じように『目的を達成するためにあらゆる感情が相互に補い合っている』というのがアドラーの理論でした。
そして、自己啓発やスピリチュアルで言われることもこれに当てはまると気付きました。
目的が変わると、視点が変わり、今まで気にならなかったことにも気付けるようになります。
昨日の、仕事が嫌いだと思う、という目的の場合、嫌なことがいくらでも浮かび、逆に良いことは過小評価して頭に浮かびます。
逆に、仕事を好きになる、が目的になると今まで嫌だと思っていたことが、過大に見積もっていたと気付き、良い部分をしっかり見るきっかけになります。
本当は案外シンプルな構造なのだと思います。
お読みいただきありがとうございます。